ZINE

TANZAN Booksでは、ZINEの制作を、個人による単独の創作ではなく、チームで取り組むプロジェクトとして捉えています。

そのため、著者やクリエイターとともに、
制作を応援したい方、活動に関わりたい方を事前に募り、制作の段階から参加できる仕組みを採っています。

これは、いわゆる広告費ではなく、サポーターや寄付に近い形で成り立つ事業モデルです。あえて言えば、「クラウドファンディングのリアル版」と言えるかもしれません。

既存の出版社が「作ってから売る」モデルであるのに対し、TANZAN BooksのZINEは、必要なコストを先に集め、その後に制作することを前提としています。

その結果、売るための記事ではなく、本当に残したいこと、伝えたいことに集中して書くことができます。

制作期間は、おおよそ 20日〜1か月。長い編集工程を経ないため、著者の思考や問題意識の鮮度を保ったまま形にできるのも特徴です。

また、ZINEを通じて著者と読者が直接つながる機会をつくることができるため、書き手にとっての納得感や満足度も高くなります。

AIやIoTといった技術が急速に広がる時代だからこそ、既存の出版流通では拾いきれなかった表現や知が、ZINEというメディアによって再び可視化されつつあります。

オープンソース的な思想との相性もよく、ZINEの可能性は、これからさらに広がっていくと考えています。

制作費の例

資金の募集(例:合計 10万円)

本プロジェクトでは、制作開始前に、以下のようなかたちで資金を募ります。

  • 名前のみの掲載:5,000円
  • 名前+一言メッセージの掲載:10,000円
  • 名前+POP等の掲示:20,000円
  • 誌面掲載(A6サイズ・半ページ):30,000円

※いずれも、広告ではなく、制作を応援するサポーターとしての参加を想定しています。


コスト内訳

集まった資金は、主に以下の制作コストに充てられます。

  • 著者の原稿料:30,000円
  • 発行人による編集費:30,000円
  • 印刷・製本費:30,000円
  • 諸雑費(資材・運営関連):10,000円

プロジェクトの考え方

このように、制作費は発行の段階でカバーされているため、完成後の販売による売上は、次の企画や継続的な運営のためのプロジェクト資金として再投資・蓄積することができます。

「売れなければ赤字になる」構造ではなく、持続的に活動を続けていくための循環型モデルを目指しています。

開成中学校3年生の時に作った雑誌